青年海外協力隊隊員としてパナマで活動する作業療法士の日記です。


by hiroichi5742
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最近の仕事

久々の更新!
ここ数カ月サボりにサボっていたので、今日から週末を利用して3日間連続で書きます。
ということで今日のテーマは『最近の仕事』。

今年度も、去年と同じように本部と3つの小学校で活動中。

新年度開始時は久々(2カ月半ぶり位)に子供達と会いました。
自分の所属先では半年毎に再評価を行うのですが、長期休暇後の子供の能力の変化に驚かされます。
長期休み前は出来なかったことが一部出来るようになっていたり、覚えられなかったことが覚えていたり。
一方、出来ていたことが出来なくなってしまっている(あるいは極端に依存的になっている)といったこともあります。

子供を通じて休み期間中の家庭で、親が子供にどのように関わってきたかが分かってしまいます。
(軽度の知的障がいの子供が多い為、分かりやすいのだと思いますが。)
こうした子供の変化も、評価の一助となるので些細な変化を見逃さないように気をつけねばと改めて感じます。


そして、今取り組んでいるのが障がい別の評価表の作成。

例えば、日本のセラピストであれば障害の内容に応じて自分で評価項目を選定し、どの評価を重点的に行うかを考えることが出来ます。
しかしながら、こちらのセラピストは比較的どの疾患にも一律の評価を実施し、評価に不十分さが見られることが度々あります。
そこで脳性まひを対象に身体機能に重点を置いた評価表、自閉症やADHDを対象に行動や感覚・社会性に重点を置いた評価表、知的障がいを対象に認知・学習に重点を置いた評価表の3タイプを作成中。

ここで難しいのが、どこまでの細かく評価をしてもらうかということです。
評価は細部までしっかり出来るに越したことはありません。
しかし、あまりに細かい部分まで要求すると、すぐに使われなくなってしまうのが目に見えています。
また、全部記述式にすると、空欄ばかりになることが予想されます。
日常的に使える手軽さと可能な限り詳細な評価・・・このさじ加減が非常に難しいのです。

また、評価と訓練プログラムの乖離が非常に大きいのも問題です。
少しでもその部分が繋がるように日々頭を悩ませています。


さらに、もう一つ。
同じ省庁に配属されている2人のボランティアとRBCプロジェクト(=地域に根ざしたリハビリテーション、英語だとCBRと略される)に少し関わらせて貰っています。
まだ動き始めたばかりで、ほぼ観察しているだけの状態ですが、実現していけばこの国のリハビリテーション自体に大きな影響がありそうな印象です。
任期も少ないですが、可能な限り支援出来たら良いなと思います。

気づけば残り5カ月ちょっと。
ラストスパートかけていきたいと思います。


*最近、祭りの出店で買ったピカピカ光る棒が大活躍中!
それで積み木ブロックを椅子の奥まで押し出し落とし、下に置かれたミニシンバルを鳴らす。
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by hiroichi5742 | 2012-04-14 13:03 | パナマ生活~リハビリ